ストレスの多い現代社会。私たちはアルコールについついその逃げ道を求めてしまいがちです。今日は疲れたなぁと思ってアルコールを飲んで、深酒しすぎてしまい、結局また次の日後悔→ストレスなんて悪循環をたどりがちですが、実際にストレスは解消できるのでしょうか。
面白い文献を「脳はなにかと言い訳する」で見つけたのでご紹介します。
酒でストレスを発散する慣習について、和歌山県立医科大学の上山敬司先生らの研究を紹介したい。(中略)要するに、アルコールを飲むことはストレスを発散する気になっているだけであって、体は依然ストレスを感じ続けていることになる。(p.68)
ところで、私が所属している研究室でも、再固定化に関して次のような発見がありました。(中略)つまり、「嫌な記憶」を思い出しながらアルコールを飲むと、その記憶は強化されてしまうようなのです。まだ、マウスだけの実験でしかありませんが、もしかしたらヒトでも、ショックな事件にあった後、その記憶から逃れるためにお酒を飲み、結果として忌々しい記憶がさらに強固になるなんてことも考えうるわけです。(p.259)
なんと、お酒を飲んでもストレス解消にならないばかりか、嫌な記憶を覚えてしまうみたいです。でも、アルコールを飲むとストレス発散される気がしますよね。もしかしたら、そのシチュエーション(一人でしっとりとか、みんなでワイワイとか)を経験することでストレスの解消になっているのかもしれません。
カテゴリ : 【健康】
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